インド旅行の前に読んで、観て、ダウンロードしておくべきもの
色鮮やかで謎めいたインドの地へ旅立つ前に、本、映画、音楽、アプリ、ウェブサイトを厳選して紹介する。インドの豊かな文化と多様な体験に浸っておこう。
映画
- サッタジット・レイ「アプ三部作」: 好奇心旺盛な少年の成長を描く、インド社会の本質を捉えた高評価三部作。
- アヌラーグ・カーシュャップ「ギャングス・オブ・ワッセイプル」: 東部インドの炭鉱町で繰り広げられる、暴力の権力闘争を描く壮大なドラマ。
- ディーパ・メータ「エレメンツ三部作」: 「Fire」「Earth」「Water」の3本で構成され、インドにおける女性の複雑な生き様を探る。
- ミーラ・ナイル「モンスーン・ウェディング」: 伝統的なインド結婚式の賑やかな混沌と感情を体験できる受賞作。
- リーテシュ・バトラ「ランチボックス」: ムンバイの宅配弁当の取り違いから始まる、見知らぬ二人の絆を描く。
- リチャード・アッテンボロー「ガンジー」: インドの敬愛される指導者の生涯と遺産をたどる伝記の傑作。
- ウェス・アンダーソン「ダージリン・リミテッド」: 3人の兄弟によるインド縦断の汽車旅。色彩豊かな風景と風変わりな文化を描く。
- @officialhumansofbombay: ポートレート写真で紹される、普通のインド人の親密な物語と秘密。
- @IndiaPhotoProject・@EveryDayIndia: インドの日常の一瞬を捉え、多様な風景と文化を紹介。
音楽&ダンス
- アビダ・パルヴィーン「The Best of Abida Parveen」: スーフィ音楽の女王による、魂揺さぶるメロディー。
- Coke Studio: 古典インド音楽とフォーク、西洋、世界の音楽を融合させた独自のスタイル。
- スレカラ・バーラト「Learn Bharatanatyam」: 元は寺院舞踊だったクラシックインド舞踊の繊細なテクニックを学ぶ。
アプリ
- Temples of India: 写真、イラスト、位置情報でインドの寺院を網羅。
- India Food Network: 地域インド料理、レシピ、料理の洞察を発見。
- What’s Hot Discover Events: 主要都市のイベント、レストラン、ショッピングをチェック。
- Saavn: ジャンルやアーティストを問わずインド音楽をストリーミング。
ウェブサイト&ブログ
- The Caravan: 現代インドの政治、文化、芸術についての深い考察。
- The South Asian Life & Times: 芸術、政治、スポーツ、書籍など、地域の遺産を探る。
- Scroll.in: 牛肉政治からジェンダー平等まで、インドの話題に新たな視点を。
- Hangouts: ニューデリーのダイニング、ナイトライフ、イベント情報。
- Masala Chai: 現代インドのアーティスト、建築家、デザイナーを発見。
- The Culture Trip: 地図付きで紹介するニューデリーのギャラリー情報。
- Travelling Teadom: 湯気立つカップ越しに映る、インドの茶カルチャーの美。
本
- ジョン・キー『インド史』: ハラッパ文明から独立まで5000年をたどる。
- ダイアナ・L・エック『インド 聖なる地理学』: インドの風景を形作る聖地「ティルタ」の宗教・文化的意義を探る。
- ラビンドラナート・タゴール『ギータンジャリ』: インドの精神性を叙情的に捉えた、ノーベル賞受賞詩集。
- オクタビオ・パス『インドの光の中で』: インド駐在メキシコ元大使による、インド文化と哲学の洞察。
- ウィリアム・ダリンプル『ジンたちの街』: 哲学者、宦官、サドゥーと出会うデリーの過去と現在。
- エリック・ニュービー『ガンジスを下るゆっくり旅』: 聖河ガンジスを1200マイル遡る著者の探検。
- ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』: 古代インドで悟りを求める青年の物語。
- サルマン・ラシュディ『誕生夜の子どもたち』: 独立後インドを魔法のリアリズムで描く受賞作。
- ロヒントン・ミストリー『絶妙なバランス』: 貧困と政治不安が交差する中で出会う4人の物語。
- パドマ・ヴィシュヴァナタン『アシュウィン・ラオのその後』: グローバル化の世界における移民と暴力の影響を考察。
- アニタ・デサイ『海辺の村』: 現代化の重圧下で変わる伝統的漁村の姿。
- サリム・アリ『インドの野鳥図鑑』: 詳細なイラストで綴る、インド野鳥の多様性。
- バラート・ラーマムルタム、ジョージ・ミシェル、アンソニー・コーナー『ファラクヌマ宮殿、ハイデラバード』: 写真と歴史研究で綴る、ファラクヌマ宮殿の華麗さ。
