日本アネモネ:栽培とケアの完全ガイド
概要
日本アネモネ(Japanese anemone)、別名ウインドフラワーまたはシマネム(Eriocapitella × hybrida)は、優雅な花茎と繊細な花を持つ宿根草です。晩夏から初秋にかけて開花し、手間いらずでどんな庭園にも魅力を添えます。
日本アネモネの品種
- ‘アルバ’:単弁の白い花、約24日間持続
- ‘アリス’:半八重の淡いピンクの花、50日以上持続
- ‘アバランチェ’:八重咲きの白い花、約40日間
- ‘オノリーヌ・ジョベール’:賞を受けた品種、単~半八重の白い花、約30日間
- ‘ケーニヒン・シャルロッテ’:半八重の淡いピンクの花、約24日間、賞受賞品種
栽培条件
光:開花を最適にし花茎を折れにくくするため、日当たりの良い場所を好みます
土壌:有機質が豊富で、中性~弱アルカリ性の、排水の良い土壌が理想です
水:乾燥に弱く、特に乾燥期には定期的な水やりが必須です
温度・湿度:USDA 4a-8b地域。寒冷地では冬の間、根をマルチで保護します
肥料:土壌に有機質が豊富なら、特に追肥は不要です
剪定
特別な剪定は不要ですが、花がらを摘むことで開花が長続きします。晩秋または早春に地上部を切り戻しても構いません
繁殖方法
- 株分け:春に株を掘り上げ、根の塊を分割。60 cm間隔で再植栽
- 根挿し:秋に根を3-5 cmに切り、湿った培土の上に横置きすると新株ができます
種まき
秋にそのまま露地まきするか、最終霜の4-6週前に室内で播種。苗は摂氏15 °C前後になれば定植し、株間60 cmに配置
越冬
寒冷地では根をマルチングし、冬の寒さから守ります
主な病虫
- 害虫:アオムシ、ナメクジ、ネマトード
- 病害:葉斑病、うどんこ病、霜黒病、さび病、根腐れ
トラブル対策
- 花が咲かない:日光や養分不足。日当たりを増すか、有機質を補給
- 花茎が折れる:支柱を立てる、または風の当たらない場所へ移植
追加情報
- 日本アネモネは数十年生きる長命植物です
- 根系が広がるため、鉢植え・室内栽培には向きません
- 排水の良く、1日6時間以上の日照がある場所を選びましょう
- 香りはほとんどありません。香り付きを求めるならクレマチスをどうぞ
- 繁殖力が強いため、春に新芽を取り除き、はびこりを防ぎましょう
